お酒~基本編~

みなさんこんにちは!

管理栄養士のエリーです!

日に日に暑くなってきていますね。5月ももうすぐ終わりです。

暑くなってくると冷えたビールが美味しいですよね。フードフェスやビアガーデン、BBQなど、屋外でお酒を飲む機会も増えてきたのではないでしょうか。

なので、みなさんにアルコールの知識を少しでも身につけていただけたらと思います。内容が多くなってしまうので、2回に分けてお話ししますね。今回は基本編です!

アルコールは、ただの嗜好品としてだけではなく、ストレス解消、睡眠導入、コレステロール値改善等の健康面へのプラスの影響や、コミュニケーション等の社会的な役割など、さまざまなメリットを持った存在です。その反面、アルコールは60もの疾患に関与しているといわれており、飲み方を間違えてしまうと身体には悪影響です。

アルコールは摂取してから1~2時間以内に胃で1/4が吸収され、残りのほとんども小腸で吸収されます。そして、体内に均等に回り、ほとんどが肝臓で分解され、一部は息や尿へ排泄されます。

体内に吸収されたアルコールの80%は酵素によって、アセトアルデヒドへ分解され、最終的に最終的に水と二酸化炭素になります。アセトアルデヒドは、二日酔い、お酒を飲んだ時に顔が赤くなることに関係しています。さらに、発がん性物質でもあります。アセトアルデヒドの分解が早い人と遅い人がいて、これは遺伝の影響が大きいです。

≪おおよその飲酒量と酔い方の程度≫

酔い方の程度は摂取速度で大きく異なるので、以下はあくまで目安です。自分の楽しめるお酒の量が分かることが理想的ですね。

①爽快期:ビール大瓶1本or日本酒1合

陽気になる・皮膚が赤くなる

②ほろ酔い期:ビール大瓶1~2本or日本酒1~2合

ほろ酔い気分・手の動きが活発になる

③酩酊初期:ビール大瓶3本or日本酒3合

気が大きくなる・立てばふらつく

④酩酊極期:ビール大瓶4~6本or日本酒4~6合

何度も同じことをしゃべる・千鳥足

⑤泥酔期:ビール大瓶7~10本or日本酒7合~1升

意識がはっきりしない・立てない

⑥昏睡期:ビール大瓶10本以上or日本酒1升以上

揺すり起こしても起きない・呼吸抑制→死亡

(ビール大瓶1本の容量は633mlで、一般的な缶ビールの容量は350mlです)

≪二日酔いを予防するには≫

①お酒を飲む前に、ウコンやタウリンを含むドリンク剤、胃の粘膜を保護する牛乳などの乳製品をとる。

②おつまみとして、ごまやオクラ、長いもなどの食材を使った料理を食べる。

③水分補給をする。

~おすすめ食品~

ごま:含まれるセサミンには、アルコールをはじめ有害物質の分解を促進する効果があります。

シジミ:タウリンには胆汁の分泌を促進する効果があります。

オクラ・長いも:ムチンとよばれるネバネバ物質が胃や腸の粘膜を保護してくれます。

お酒の量を肝臓の処理能力を超えない程度に抑えることが重要です!

また、お酒を飲む前に軽く食事をし、ゆっくり飲むのが良いでしょう。

今回はここまで。次回も引き続きお酒の話です!お楽しみに!

よく噛んで食べよう!

 

みなさんこんにちは!

管理栄養士のエリーです!

とうとう平成も終わり、令和になりましたね。

新時代、これからどうなるかドキドキですね。
突然ですが、みなさんは、しっかり噛んで食事をしていますか?

食がどんどん進化していて、どんどん美味しいものが出てくる世の中です。

やわらかいもの、口の中でとろけるようなものなど、たくさん噛んで食べる必要のないものが多く出回っています。

新時代だからこそ、噛むことの大切さをお伝えできればと思います。

エリーの噛む噛むポイント

①消化に良い

しっかり噛むことで、内臓への負担が軽減されます。消化液もしっかり出るので、消化に良いです。

②食べ過ぎ防止

満腹中枢が刺激されるため、食べすぎ防止になります。

日頃、やわらかいものや、口の中でとろけるものばかりを食べている人は要注意です。美味しいからと言って、ついつい習慣化してしまっていると、食べ過ぎているなんてことも。

早食いも内臓に負担をかけるだけでなく、物足りないと感じやすく食べすぎてしまう人が多いです。1回の食事に20分くらいかけられると理想です。何回噛んでから飲み込んでいるか数えてみると良いですよ。20~30回くらい噛めるといいですね。

③虫歯予防

口の中に食べ物が入ると、口の中の細菌のが酸を出し、歯を溶かしてしまいます。唾液は、この酸を中和し、歯を守る役割をしてくれています。また、食べかすが口の中に残りにくくなる効果もあります。

噛む回数が少ないと、唾液が十分に出ずに虫歯になりやすくなってしまいます

④脳を活性化

噛むことで、脳への刺激になります。記憶力がアップしたり、脳の老化を予防する効果も。

⑤小顔効果

顔の筋肉を使うため、しっかり噛むことで小顔効果も期待できるかも。

『いつもより1回多く噛んでみよう』『少し時間をかけて味わって食べてみよう』など無理なくできそうなことから始めてみると、習慣化しやすいと思います。

わざと大きめに切って調理すると、噛む回数を増やせたりします。

生活習慣病で悩む人が多い現代。日頃の食事の方法をちょっと変えるだけで予防に繋げることもできます。

お子様の場合、小さい頃の食事が基礎になっていきます。この時からよく噛むことを身につけておくことが大切ですね。

これは余談ですが、戦前の日本人は、1回の食事で約1420回噛んでいたそうです。

現代では、1回の食事で約620回…数字で見てもパッとしないかもしれませんが、戦前と比べて半分以下です。

食生活の変化や生活の時間配分が大きく影響していると考えられますが、こんなにも噛まなくなっています。

身体のため、歯のためにも、しっかり噛んで、いつまでも健康でいたいですね!

歯科食育士セミナー

こんにちは!

管理栄養士のエリーです。

11月に入り、どんどん寒くなりますね。

みなさん体調管理には気をつけましょう。

エリーは、歯科の分野で管理栄養士として活躍できるように日々勉強中です。

患者様とお食事のお話をする機会も徐々に増えつつあり、お口の中から身体が元気になれることを目指しています。

そんなこんなで、10月下旬に『歯科食育士検定講座(ベーシック)』というものを受けてきました。

これからの予防歯科・小児歯科・訪問歯科に必須の「食」知識と最新情報を学ぶ検定セミナーです。

この日の主な内容は、食育の考え方、食育基本法、ミニセミナーとして、食用の油脂(主にトランス脂肪酸)についてでした。

現代の日本では、栄養バランスの偏った食事や不規則な食事のせいで、生活習慣病になってしまう人が増えています。

様々な経験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人を育てるために食育は重要です。

ベーシックということもあり、食育の基礎的な内容でしたが、改めて食育について考え直すきっかけにもなり、とても勉強になりました!

「食育」は、子どもだけのものではなく、大人にも大切なものです。地域の皆様の健康に貢献できるように、これからも頑張っていきたいです。

最後にみんなで記念写真を撮りました。(エリーを探せ!)

食事相談は無料で受付中ですので、お気軽にご相談ください。お待ちしております!

歯ッピー歯ロウィン

トリック オア トリート!

みなさんこんにちは!

管理栄養士のエリーです。

10月はハロウィンシーズンですね。

日本にもだいぶ馴染んできたイベントです。

ハロウィンシーズンで甘いお菓子を食べる機会が増えている方もいるんじゃないでしょうか?

ハロウィンにちなんで、今回はお菓子と虫歯についてお話をします。『甘いものを食べると虫歯になる』とよく言われたりしませんか?

甘いもの自体が悪いということではありません。食べる量や、食べる頻度、食べ方によって体に悪影響を及ぼしてしまいます。

虫歯は、食べかすなどが歯にこびりついてプラーク(歯垢)を作り、その中の細菌が口の中に残った糖を分解して酸を作り出し、歯を溶かしてしまうことによって起こります。

何かを食べる度に細菌が酸を作り出し、お口の中はその度、酸性の環境になります。酸が歯を溶かしていくことを脱灰といいます。

いつまでもお口の中が酸性だと大変ですよね。そこで、唾液の役割として、酸を中和し、脱灰された歯を修復してくれます。このことを再石灰化といいます。

お口の中では、常に脱灰と再石灰化が繰り返されているわけです。このバランスが崩れて、お口の中が酸性に傾いてしまうと、虫歯になってしまいます。

お菓子の食べ方のポイント

・だらだら食べない

だらだら食べていると、口の中に長時間食べ物があるために、口の中が酸性になりやすいです。

・寝る前に食べない

寝ている間は唾液の分泌量が少なく、お口の中が乾きやすい状態になります。夕食後に歯を磨いたからといって、またお菓子を食べてしまったら意味がありません。

・水やお茶などと一緒に食べる

お菓子の食べかすは口の中に残りやすいものが多いです。 水やお茶と一緒に食べることで、食べかすが残りにくくなります。

ジュースなどの甘い飲み物は虫歯菌の大好物なので、逆効果になります。気をつけましょう。

・キシリトールが入っているものを利用する

キシリトールとは、白樺などが原料の天然の甘味料です。甘さは砂糖と一緒ですが、小腸で消化吸収されないため、血糖値も上昇させません。医療用の栄養剤としても利用されています。

砂糖などの糖質とはちょっと違い、虫歯の原因となる酸をつくりません。

キシリトールガム、キシリトール入りのアメやチョコレートも最近は発売されています。普段のおやつで置き換えてみるのもいいと思います。

食べ過ぎると、お腹がゆるくなることがあります。適量を守って食べるようにしてくださいね。

いくら気をつけてお菓子を食べていたとしても、歯磨きは必須です!

虫歯菌に口の中をいたずらされないように気をつけましょう!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の味覚でお口も元気に!

みなさんこんにちは!

管理栄養士のエリーです

秋といえば、『スポーツの秋』『読書の秋』『芸術の秋』…いろいろありますが、

エリーは断然『食欲の秋』ですね!笑

今回は『食欲の秋』にちなんで、秋の食材の中でもお口の中を元気にしてくれる食材をご紹介します。

【魚】

  サンマ

  

注目栄養素:カルシウム、DHA・EPA

秋の味覚の代表格ですよね。脂がのっていてとても美味しいです。

カルシウムは、歯の再石灰化を促進する作用や、骨が溶けるのを抑えてくれます。

また、サンマなどの青魚やサケの脂には、不飽和脂肪酸のDHAやEPAが豊富です。

このDHA・EPAは、血中のコレステロールを下げて、血液の流れを良くしてくれます。高血圧・動脈硬化や脂質異常症などの生活習慣病予防に良いです。

  サケ

注目栄養素:ビタミンB群、DHA・EPA

サケはビタミンB群が豊富です。特にビタミンB2は皮膚や粘膜の再生を促してくれます。

口内炎になりやすい方や、傷が治りにくい方におすすめです。

【野菜】

  にんじん

注目栄養素:β‐カロテン、ビタミンA

にんじんの色のβ‐カロテンは、強い抗酸化作用を持ち、疲れの素となる活性酸素の除去や、身体の免疫力を上げてくれます。

疲れて口内炎ができやすい方や、歯周病が気になる方におすすめです。

また、ビタミンAには、歯のエナメル質を強化してくれる作用があります。

どちらも油に溶ける栄養素なので、加熱して油と一緒に食べるのがオススメ!

  かぶ

注目栄養素:リン、カルシウム、β‐カロテン、ビタミンC

リンは、カルシウムと一緒に骨を強化してくれます。毎日バランスよく食事をしていれば不足することはない栄養素ですが、偏りがちな方は気をつけましょう。

実は、かぶの根っこの部分よりも、葉のほうが栄養があるんです!買うときは、葉がしっかり付いているものを選ぶと良いです。葉っぱも捨てずに美味しく食べましょう!

【きのこ】

  しいたけ・しめじ・まいたけ

注目栄養素:ビタミンD

ビタミンDは、日光に浴びると体内で生成されますが、きのこ類にも豊富に含まれているビタミンです。カルシウムの吸収を促進してくれるので、カルシウムの豊富な食品と一緒に食べると、より効率良く摂取できます。

あまり外に出られない方や、カルシウム不足が気になる方におすすめです。

【果物】

  柿

注目栄養素:ビタミンC

柿にビタミンCは豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲン生成の手助けをしてくれるので、歯茎の出血を防いでくれます。

秋から冬にかけてのビタミンC補給にもなり、風邪予防にも効果的です。

また、タバコを吸う方は、1本吸うだけでもビタミンCの損失が多いです。不足しやすいので、ビタミンCを積極的に補うようにしてください。

  りんご

注目栄養素:リンゴポリフェノール、食物繊維

リンゴポリフェノールは、名前の通りりんごに含まれる抗酸化物質です。効果は抗酸化作用だけでなく、虫歯予防や口臭予防にもなります。

りんごの皮に多く含まれる食物繊維は、歯の表面を軽く磨いて歯をきれいにしてくれる効果があります。生の果物は、飴やキャラメル、クッキーなどの甘いお菓子に比べて糖分も少なく、食物繊維も含まれているので口の中に残りにくいのです。

おやつに生の果物というのも良いと思います。

いかがでしたでしょうか。

日頃のお食事をバランスよく食べることが一番大切ですが、秋の食材はお口を元気にするものが多いです。

旬の食材を上手に利用して、秋を楽しみましょう!

(食事相談 随時受け付け中!無料です!)

歯周病予防の食事

 

こんにちは!

管理栄養士のエリーです。

だんだん涼しくなって、過ごしやすくなってきましたね

エリーは風邪をひいて大変でした!笑

気温の変化にはみなさん気をつけましょうね!

 

今回のお話は歯周病です!

テレビCMや雑誌などで目にすることもあると思います。

現在、成人の約8割が歯周病を患っているという結果もあるくらい、身近な病気なんです。

歯周病は、歯肉や歯槽骨という歯を支える歯周組織に細菌が感染して起こる病気です。

最初は、歯肉が赤く腫れて炎症を起こします。出血する場合もあります。

進行すると、歯を支える土台の骨が溶けて歯がグラグラするようになります。

最終的には歯を抜く必要性も出てきます。歯周病にかかり、歯を失くしてしまう人も多いです。

直接的な原因として、日常的な歯磨き不足が挙げられます。食べかすや汚れが残ったままになると、お口の中は細菌が繁殖しやすい環境になります。食後や甘いものを食べた後は歯磨きをして、お口の中を清潔にしておくことが大切です。

さらに、歯周病を誘発したり進行を早めたりする原因として、生活習慣、喫煙、ストレス、全身疾患などがあります。

 

食生活を見直すことで予防につながります。

エリーが考える食事のポイント!

①よく噛んで食べる

よく噛んで食べることで、唾液がよく出るようになります。

唾液には、お口の中の洗浄、お口のpHを中性に保つ、お口の中を潤し細菌が繁殖しにくくするなどの働きがあります。

一口30回くらいを目安に噛んで食べることが良いとされていますので、早食いだと思う人は1食20分以上を目安に、ゆっくりよく噛んで食べてみてくださいね。

②野菜を積極的に食べる

野菜の摂取量の目標は1日350グラム。両手に山盛り一杯分くらいです。みなさん野菜はしっかり食べていますか?

野菜に含まれるビタミン類や食物繊維は大切な栄養素です。ビタミンCは口の中の粘膜を強くしてくれますし、食物繊維をしっかり摂ることで、余分な糖質や脂質の吸収も抑制してくれる効果もあります。

ごぼう、にんじん、大根などの根菜類は食物繊維が豊富であり、噛み応えもあるのでオススメです。

③たんぱく質とカルシウムをしっかりと

歯を支える土台は歯槽骨とよばれる骨です。歯周病菌のせいで歯槽骨や歯は溶けてしまいます。歯周病に負けない丈夫な歯茎にするためにはカルシウム摂取が重要です。

牛乳や小魚だけでなく、豆類や緑色の濃い葉野菜(小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなど)にもカルシウムは豊富です。

また、歯と歯槽骨の間には歯根膜という膜があり、主にコラーゲンでできています。コラーゲンはたんぱく質からつくられるため、歯肉を丈夫に保つためにはたんぱく質をしっかり食べることが重要になります。

たんぱく質が豊富な食品は、卵、肉、魚はもちろん、豆腐や納豆などの大豆・大豆製品にも豊富に含まれています。

コラーゲンは美容にも良いので、お口の中もお肌もきれいになったら嬉しいですよね!

④細菌の働きを抑える食品を利用する

・緑茶

緑茶に含まれるカテキンには、虫歯や歯周病菌を殺菌する効果があります。歯磨きができないときは緑茶を飲むと良いです。

・ヨーグルト

乳酸菌には歯周病菌の働きを抑える働きがあります。

 

いかがでしたでしょうか!

歯周病は生活習慣病の一つです。糖尿病との関連性も高いので、なるべく早いうちに治療することをお勧めします。

歯周病の患者様の食事相談も無料で受け付けておりますので、お気軽にご相談ください!

水分補給のはなし

 

こんにちは!管理栄養士のエリーです

8月も終盤に近づいてきましたが、まだまだ暑いですね!

夏休みは満喫できてますか?宿題終わりましたか?笑

近頃の夏は災害レベルの気温ということもあり、バテバテの方も多いのではと思います。エリーも夏休みはずっと家で引きこもっていました。

今年、何かと話題になっているですが、みなさん水分補給しっかりできていますか?

水分補給のポイント!

少し汗をかく程度であれば、水やお茶で大丈夫です。

当たり前ですが、ジュースやアルコール類はNGです

汗をかくことによって体内の水分がどんどん失われます。のどが渇いたなと感じる前に、こまめな水分補給が大切!

運動時など、汗をかく量が多いときは、水分だけでなくミネラル分も失われます。こまめな水分補給と同時にミネラル補給も大切です。スポーツドリンクなどが良いですね。

スポーツドリンクを常飲していると、過剰な糖分やカロリー摂取になることもあります。甘いので、もちろん虫歯にもなりやすくなります。飲む頻度が多い方は、気をつけましょう!)

一度に大量に飲むと、体内のナトリウム濃度が薄まってしまうので、のどが渇きにくくなったり、尿になりやすくなります。少しずつこまめに飲むことで、身体全体に水が回りやすくなります。

意識して水分補給をすると身体全体に水がいきわたり、細胞の水分が保たれてお肌の水分量もアップ↑↑最高ですね

お年寄り・小さなお子さま要注意

お年寄りは、のどの渇きを感じにくくなったり、夜中にトイレに行きたくなるのを嫌がり水分をとらない人もいます。食事の量が減ると水分摂取量も減っていきます。また、体内の水分量も少ないため、脱水を起こしやすいです。食事のたびに水分補給を心がけましょう!

小さなお子様は、大人に比べて体内の水分量が多いです。身体の機能が未熟であり、発熱時に下痢・嘔吐にもつながりやすいです。さらに代謝もよく活発なため、大人が気づかないうちに水分を失っていることも多いのです。こまめに水分補給をさせてあげてください。

経口補水液ってなに?

テレビ等で『経口補水液』というものを目にしたことがあると思います。

スポーツドリンクと同じようなものと思われがちですが、大きな間違いです。

スポーツドリンクは脱水の予防に。名前の通り、スポーツ時におすすめ。

経口補水液脱水が起きたときに飲みます。吸収が一番良い状態で電解質濃度が調整されていて、軽度から中等度の脱水時によいとされています。

スポーツドリンクは塩分よりも糖分が多く入っているので、飲んでいて「おいしい!」と思う人がほとんどなはず。

経口補水液はその逆。塩分が多いので、脱水症状の無い人が飲むと「しょっぱい」です。そして数回に分けて少しずつ飲みます。脱水の有無で味が変わるので、朝起きたとき、お風呂上りなどに飲んでみて、「おいしい」と感じる人は軽い脱水症状のサインです。

高血圧、カリウム・ナトリウム制限のある場合は、かかりつけの医師に相談してくださいね!)

脱水症状は熱中症だけでなく、風邪や食中毒でも起こります。体調管理がいちばん大切ですが、脱水時に経口補水液を使用することも一つの手段です。

まだまだ残暑が続きそうですが、しっかり水分補給をして、夏を乗り越えましょう!

管理栄養士ブログ‼‼‼‼‼‼

 

はじめまして!管理栄養士のエリーです!(※画像はイメージです)

 

ふじ歯科4周年ということで、これからは管理栄養士が在籍します!

「歯医者に管理栄養士?」と思うかもしれません。

管理栄養士は栄養指導ができる国家資格であり、専門的な知識を持っているので、食生活のお悩みや、生活習慣病の改善の手助けができます。

虫歯になりやすくなってしまうのは、歯磨きを怠けてしまうことも原因ですが、だらだら食べたり、甘い飲み物やお菓子を頻繁に食べたりなど、食生活が原因だったりもします。「甘いものを食べると虫歯になる」というのはよく聞くと思います。

また、歯周病は生活習慣病の一つでもあり、糖尿病などの生活習慣病にも大きく関係していることも明らかです。お口は食事の玄関であり、お口の健康と全身の健康は密接に関係しているんです。

食生活の改善で生活習慣病もお口の健康も守ることができます。

生活リズムは誰もが同じというわけではありません。患者様ひとりひとりに合わせてお話ができたらと考えています。

診療や定期的なメインテナンスに加えて無料で栄養相談を受け付けております。

このブログでは、皆様の健康につながる情報として管理栄養士から発信していきます。

気軽に読んでいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします!